こんにちは。
一気に気温が上がってこの週末は汗ばむぐらいの陽気ですね、桜の蕾も膨らんでました、今年の開花は早いかも知れませんよ。
ちなみに出会いを求めるにあたり、まず考えてもらいたいのは、新たな恋が結婚を目的とするのか否かです。
最終的に結婚を望むなら、それに見合う相手と恋をしなければ意味がありませんよね? ですから、その点をはっきりさせた上で「恋活」に励むのか、「婚活」に取り組むのかが分かれます。
「恋活」とは、恋人を作るアクションのこと。合コンや街コン、パーティーなどラフな会に参加して、出会いを求める活動を指します。「とりあえずデートしてみて、悪い人じゃなければお付き合いしてみようかな……」という軽い気持ちから始まる関係が多いでしょう。
一方、「婚活」とは結婚を前提としたお付き合いができる相手を探す活動。相手と真剣に付き合い、その人と結婚しても良いかを本気で考える行為を指します。一時的な恋愛感情ではなく、経済力や包容力、思いやりや愛情、一緒に生活できるかといった細かな点をひっくるめて、将来を考える必要があるでしょう。
厚生労働省の2012「人口動態統計」によると、平均30才で結婚したのち、約3組に1組の夫婦が離婚していることがわかります。高まる離婚率の原因として、恋愛ベースで結婚に至っている人が実に多いことが一因と考えられます。
実は、恋愛は脳の錯覚に近く、ドーパミンや性ホルモンのテストステロン、エストロゲンが分泌されて起こる感覚です。最長でもおよそ3年でドーパミンが出なくなり、恋愛バブルは終わると言われています。つまり、恋愛の賞味期限は1年半から3年ということ。これは人間の脳のメカニズムですから、どんなに盛り上がっている二人でも、愛情は自然と別の形に変化を遂げるのです。
恋愛であれば、また次の異性を探すという方法もあるでしょう。けれど、結婚という手続きを踏んでしまうと、別れるまでにさまざまな障壁が待ち受けています。ですから、離婚という結果に至らないためにも、「婚活」を意識して人生をともに生き抜くパートナーを見極める必要があるのです。
恋活を経て結婚に至り幸せな生活を送っている人もいるように、一概に「恋活」が結婚に結び付かないと言っているわけではありません。ただ、もし幸せな結婚生活が送れているとすれば、その人たちは恋愛モードのままいきなり結婚に進んだのではなく、順序を経て結婚に至った可能性が高いと考えられます。
恋に落ち、恋人として過ごす中で愛が芽生え、「この人となら将来の幸せや苦難を語り合い、協力して生きていける」という気持ちになり、結婚相手としてお互いを見つめ合い、出した結論が結婚であれば、離婚に至る夫婦は少ないはずです。
「恋活」を経て「婚活」をし、恋愛結婚するのもいいでしょう。けれど、最終目標が結婚にあるなら、より効率の良い出会いの場を求め、「婚活」することをオススメします。
昔にくらべ恋愛結婚が増えているとは言え、近年でもお見合い結婚をする人たちは常にいます。お見合いに抵抗感を抱く人もいるようですが、お見合いも出会いのきっかけの一つと受け止めれば良いのではないでしょうか。
近年は、恋愛結婚が主流となり、長く続いたお見合いが減少したことにより、生涯未婚率(50歳で一度も結婚をしたことがない人の割合)が増加したと言います。お見合いは離婚率が低いとも言いますし、お見合いを含めた婚活をするのも良いかもしれませんね。